敢えて「使い分け」
この仕事を始めて30年以上になります。
自分ではプロ意識を持って仕事に取り組んでいるつもりですが、それと、傍からどう見えるかは別の話。町の一介のピアノ教師ですので、えらそうなことを言うつもりは全くありません。常に謙虚…をモットーにしている…はず(え?)。
基本、いつも来て下さる生徒さんたちの「ちょっと先を行く人」のつもりで接しています。「みなさんよりピアノの経験値はある」程度。中にはほかの楽器の歴は長い、ということもありえますからね。
なので滅多に「こうしなさい」とは言いません。だいたい「こうした方がいいですよ」です。相手が子どもでも同じです。更に言うと、音楽教室の生徒じゃなくても同じ。英語や数学の生徒にもそう言います。
つまり、私が「こうした方がいいですよ」ではなく「こうしなさい」と言った時、それは
「絶対」
なんです。
普段は生徒さんたちを追い詰めすぎないよう、必ず「逃げ道」を用意しますが、そんな私にも譲れない時はあります。
が。
残念なことに、このニュアンスの違いに気付いてくれる生徒は滅多にいません💧たいてい、コンクールや試験など、大事な場面になるので、普通に言ってわからない時は語気を強めてもう一度言い直すはめになります。
人の話を聞ける、言葉のニュアンスの違いを理解出来る…そういう子どもたちになって欲しい、というのが国語特化クラスを作る理由です。
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