長いおつきあい
音楽教室は講師と生徒、どちらかがやめない限り、多くの教育機関より長いつきあいになる場所です。
大学4年からこの仕事をしてきて去年30年(!!)を迎えました。結婚してから徐々に稼働エリアを変えていったったこともあり、巡り合わせがなかったので、まだ生徒さんの子どもを預かる、という「2世代生徒」は現れていませんが、あってもおかしくない年月です。
幼稚園の時、エレクトーン科に入会した子が小学生、中学生、高校生と通い続け…幼児教育系の短大に行きたいと、ピアノに転向。入学試験の課題曲をレッスンするようになり…無事、合格。今度は短大での課題曲の下見、教育実習のフォロー…無事、就職。そこで終わりか、と思いきや、仕事で必要な曲のレッスン…。
つまり、幼児の時、通い出した子が幼児を教える「先生」になっても通ってくる、音楽教室とはそんな場所なのです。そういえば頼まれて保育園の園歌の伴奏CDまで作ったことあります。ボランティアで。
また、小さい頃からピアノを習ってきた子は保育士・幼稚園教諭になるための技量なら十分あることが多いですが、趣味で続ける子も多いので、やはり在籍期間は長くなる傾向があります。
でも、学習塾はそうではありません。私の力量では大学入試に対応することは不可能なので、おそらく高校入試が終わったところで、たいていの場合「さよなら」になるかと思います。幼児さんから来ていただいても12年、くらいですかねぇ。逆に言うと、一旦、幼児さんを預かったからにはそこから12年は続ける覚悟が必要です。
現在、ヨシダは50歳を超えています。まだ実家の両親と加古川にいる義母はおかげさまで元気ですが、これから先、どうなるかはわかりません。自分だって老いていきます。なので「幼児さんから」預かることが出来るのは、何年もないかもしれないな…とぼんやり考えています。
音楽も、算数も、英語も…もちろん国語も。幼児からなら楽しく学べます。気軽にご相談下さいね。
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