約30年門外不出にしていたもの
ネットを始めた頃、メルマガを発行していた時期がありました。
そのメルマガではコンクール自由曲のおすすめなどを書いたりして、わざわざ九州から相談のお電話いただいたりしていたのですが、そこでも披露しなかった技について、ついに、公開してみます。といっても、たいしたことではありません。
まず入門されるとだいたいバーナムを進めていくので、右手はピンク、左手は水色でマークしていきます。指番号を書き加えていく時も同じ色。あとはタイは見逃さないよう、黄色でマーク。交互奏の多いアメリカ系教材では重宝する方法です。
一応「これは決まってるわけじゃなくて、私がそうしてるだけだからね~」とは言ってあります。引っ越しその他でよそのお教室に行った時、混乱しないように。
両手奏が当たり前になってくると、今度は和音に色を付けます。
Ⅰの和音は主役なので赤。
Ⅰの和音にくっつきたがるⅤの和音は青。
この2種類でも物語は作れるけれど、話を広げる脇役も欲しい。
Ⅳの和音は黄緑。
Ⅳの和音と音の構成も働きも似ているⅡの和音は緑。
部分転調しているところはドッペルドミナントを水色、ここで着地するⅤはピンク。
楽譜を綺麗なまま使いたい生徒さんにいやがられてないといいんですが💧これをアルベルティバスでも和音の塊でも、丸していきます。転回形は三角、四角と囲み方を変えます。
これで和音進行が一目瞭然になります。
アナリーゼもしやすいですし、曲の構成がわかれば練習もしやすいです。
楽器店で稼働していた頃、代講先でわかりやすい、とかなり喜ばれました。(うちの生徒はそれが当たり前だと思っているので、なんとも思ってません)
良かったらお試し下さい。
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